函館建青会

全道大会を盛会のうちに終えることが出来ました。

会長挨拶・式典

今回のテーマを強く訴えかけるオープニングムービーが、開会時間と共に大音量で流されました。

その後、福西実行委員長の開会宣言によって式典が幕開け。引き続き、主催者北海道建青会 渡辺会長より挨拶。会長の熱い思いが溢れ予定時間を越しての挨拶になりました。

会場の雰囲気も高まる中、司会よる紹介に沿って、来賓の方々からは一言ずつご挨拶頂きました。

また、来賓の方を代表して参議院議員 佐藤信秋様、足立敏之 様、北海道開発局長 後藤貞二 様、北海道知事 鈴木直道 様代理 副知事 浦本 元人 様、北海道建設業協会会長 岩田圭剛 様代理 栗田 悟様、函館建設業協会 会長 森川基嗣 様の六名にご祝辞を頂戴いたしました。

その後、能登谷 副実行委員長の力強い閉会宣言により記念式典を終えました。

基調講演

【人に困らない経営】と題して、三和建設株式会社 森本行則 専務にご講演いただきました。

【講師プロフィール】
1973年 京都府京都市生まれ
三和建設株式会社 専務取締役 東京本店長
エスアイ・ブランドマネージャー

 

パネルディスカッション

【新時代の道しるべ~地域での取組・実践から】と題して開催いたしました。

コーディネーターは株式会社北海道通信社 取締役 函館支社長 石橋卓也 様、パネラーは三和建設株式会社 専務取締役 森本行則 様、函館工業高等専門学校 社会基盤工学科 教授 平沢秀之 様、齊藤建設株式会社 I.Construction プロジェクトチーム スタッフ 中村理絵 様、株式会社菅原組 工事本部 工事部員 小笠原聖 様、北海道建青会 会長 渡辺一史の5人。

パネルディスカッションの趣旨説明はコーディネーター石橋様より。

「令和という新しい時代を迎える中、建青会の全道会員大会が4巡目のスタートを切ります。そうしたタイミングに当たり、5巡目を見据えたときの建青会の活動の方向性、あるいは若手経営者の方々が志向すべきものを見いだすためにも、いったんこれまでの活動を振り返って、その成果と課題を明確にしたうえで、I.Constructionや女性の活躍といった動きへの対応も含めて、今後の在り方を考えてみたい。」

さらに、石橋様より話の軸として、

「函館建青会が函館高専と連携して進めてきた取り組みについてであります。ここ数年、両者が共同で進めてきた事業を通じて、どんな成果をもたらされ、どんな課題が残されているのかということ明らかにする。」

「ICTを媒体に、建設工学の専門的な知識がない女性でも建設業で活躍しているという実践であります。この実践を通じては、ICTが働き方改革にもたらす効果や、女性が活躍するための環境づくりということも含め、新しい建設業の働き方の可能性についての認識を共有する。」

以上の二点が示されました。

まず、渡辺会長から『函館建青会と高専との共同事業に関する取り組みの紹介があり本事業による高専生への地元企業へのイメージの変革は大きいと考えている』こと、『その実現には平沢先生の存在が大きいこと』が挙げられた。

それを受けて平沢先生から函館高専における就職状況や建青会との共同事業に対してのお話がありました。

次にその事業を受けて業界に入社している小笠原様からは前述の事業について、『若手職員として』さらには『女性技術者として』業界に向けてのお話がありました。

同じく、女性スタッフとして業界を支えている中村様からは、『異業種からの転職についてや自分のITスキルを生かして仕事を進めている』こと、『業界がそういう働き方が可能になってきているという事について、男性中心の業界で女性が働いやすくなり担い手となってもらうにはどうしたらよいか』などのお話がありました。

これらを受けて森本さんからの意見を頂戴するという風に、パネリストの取り組みをコーディネーターである石橋様がうまく引き出して頂き、会場の皆さんにも実践事例として非常にわかりやすく伝わったのではないかと思いました。

一時間という短い時間でのパネルディスカッションでしたが、非常に為になる話が聞け今後の各会社の活動へのヒントを得られました。

※詳しい内容に関しては、コーディネーターである石橋様の所属会社の北海道通信社より記事化していただいておりますので是非ご覧ください。

歓迎演奏

記念事業を終えると、会場外からはなにやら演奏が聞こえてきました。

懇親会開会前の入場からオープニングセレモニーとして、遺愛高校吹奏楽局1,2年生 総勢103名による歓迎演奏をして頂きました!!

短い演奏時間ではありましたが、その魅力を余すところなく披露していただき、会場を沸かせていただきました。最後の曲では演奏する部員の皆さんが会場全体に広がって目の前で演奏してくれるサプライズ演出までして頂きました。

遺愛吹奏楽部の演奏が終わり、式典とは打って変わって和やかな雰囲気の中、改めて、主催者である渡辺会長より挨拶させていただきました。

次に都合により懇親会より出席された来賓のご紹介。来賓代表として函館市長 工藤寿樹 様からご挨拶を頂きました。

その後、乾杯の挨拶。北海道建青会副会長であり、また再来年の全道大会主管地区であり、さらに全国大会の主管地区となる帯広二建会 代表幹事 萩原一宏 様により行われました。

その後、歓談を経て、毎年恒例の各地区建青会の紹介を各会全員に登壇していただき、新入会員紹介や各地区の特色紹介をして頂きました。

最後に中締めの挨拶として、北海道建青会副会長、来年の北海道建青会会員大会主管地区 室蘭経営研究会副会長 小金澤 昇平 様より締めのご挨拶を頂き、小金澤副会長の三本締めの音頭で盛会のうちに大会を終えることが出来ました。

資料

更新日: 2019.10.04