函館建青会

光大橋

名称
光大橋
発注者
桧山支庁耕地課
所在地
今金町
建設年
1986年

今金町に入るとひときわ目をひくのが高速道を思わせる高架橋の光大橋である。しかし、これは高速道ではなく農道なのである。近年、環境問題の高まる中、土木建築物は自然に優しい工法の採用、また、周囲の自然景観と調和した構造、色調などが求められるようになってきたが、これに応えるために造られたのが、農道としては全国でも珍しいループ橋の光大橋である。光大橋はステージング工法で造られた、橋長298.9m曲線半径75m、総幅員8.20m~9.20mの、張出式、円柱式、ラーメン式の橋梁である。今金町の主要産業である農業の振興を図り、且つ、美しい自然と調和した光大橋は将来の土木遺産となるものである。