函館建青会

カモメドーム

名称
カモメド-ム
発注者
北海道開発局函館開発建設部
所在地
函館市 ※旧南茅部町
建設年
1994年~1999年

日本一の真昆布の産地として知られる南茅部町はまた、北海道における大謀網発祥の地であるように日本でも有数の漁場である。しかし、高波浪、低温、降雪、強風など厳しい環境下で陸揚げや荷捌き、網外しなどの作業を強いられてきた。特に臼尻漁港は北護岸の越波が激しいためこのため、漁業者はもとより、漁業に従事する人たちの安全性や快適性の向上に配慮した漁港施設づくりとして計画されたのが「かもめドーム」である。コンクリートの屋根で護岸を覆い、「防風、防雪」機能を持った快適な就労空間を作り出すと共に、屋根の上で海を眺めたり、釣をすることが可能な「親水」機能を持つ、新しいタイプの漁港施設として整備されました。