函館建青会

日浦洞門

名称
道道172号「恵山・函館」線(通称日浦洞門
発注者
北海道
所在地
函館市 ※旧恵山町 日浦~豊浦間
建設年
1929年

日浦洞門とも呼ばれる、素堀りのトンネル群、当時の土木技術により1929年に開通した。周辺は、「道南金剛」と呼ばれる安山岩の柱状節理の奇岩絶壁が続き、観光の名所のひとつである。又、豊浦側には奇岩にまつわる民話伝説「佇て岩とサンタロ泣かせ」があり、「サンタロトンネル」の名の由来となった。寛政3年(1791年)民族学者、紀行家の菅江真澄はここで和歌を詠んでいる。「舟よせて、見るも及ばぬ、いやたかき、いわおの末にかかるしら雲」。